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2009.04.02 Thursday

主人公の「心」の成長

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    先月、以前このブログでも話題にしたマンガ「孔雀王〜曲神紀〜」(荻野真著、集英社)の最新刊9巻が発売されました。ワタシ的に、読んでいてハッとなった、というか、印象に残る場面がありましたので、ちょっと、ソレについて語ってみようかな〜、と思うのであります。
    あまり興味のない人はテキトーにスルーして下さいね?
    なるべくネタばれにならないように書いたつもりですが、・・・これから読むのを楽しみにしている人も、テキトーにスルーして下さい。
    「孔雀王」シリーズより、孔雀
    9巻を全体的に見れば、
    前半は、前巻8巻から続いている孔雀と大山津見の対決(?)が、お互い天然ボケ系のため、話のポイントがズレてゆき、孔雀が大山津見からヒドいセクハラ(!?)を受けるハメになります。・・・そこらへんは、とてもお子様には見せられない・・・(苦笑)。まあ、青年マンガですからねぇ〜〜〜。。。。。「なんで、そういう展開になるんだよ!?」と、必死に抵抗している孔雀が健気(?)。…表面的にはノリが軽いけど、根はけっこう真面目なんだよね、彼は。
    後半は、突如現れた謎の神(!?)が、さらなる謎を持ち込み、いろいろな事を知っているらしい大山津見の態度からすると、どうも大変な事態になりそうな雰囲気が漂ってまいりましたよ!!?
    …ってな具合で、次巻10巻に続く〜、というところですかね。

    ・・・で、冒頭で述べた、9巻中で、ワタシ的に最も印象に残った場面について。↓

    場面としては、ほんの1コマなんですけどね。なので、読者の方々の中で、私と同意見の人って少数派なんじゃないかと思って・・・。
    主人公・孔雀の顔のアップに、次のセリフがかぶっているコマです。

    「このおれも、そうして生まれました」

    このセリフを見た時、一瞬「えっ」となりました。
    そして、彼の心の成長を見たような気がしました。

    かつて彼は…シリーズ最初の『孔雀王』で、20歳くらいだった時…、自分の出生の秘密を知って、悲しんでいました。父も母も、自分ひとりに過酷な運命を背負わせて、この世を去ってしまった…と嘆いていました。
    それが…その時から9年ほどたった設定の現在…、たくさんの『子』を産んできた大山津見を正面からまっすぐに見て、堂々と…その事を誇りに思っているかのように、「このおれも、そうして生まれました」→「両親の愛の証として生まれた」と言っている・・・。

    作者様が、どのような意図で、このセリフを書いたのかは知りません。…単なる話の流れで出てきたセリフなのか、それとも、「このおれも(以下略)」の前の孔雀のセリフ…彼なりの『考え』…も合わせて、孔雀もいずれ『父親』になるよ、と読者に暗に示しているのか…。

    私個人としては、「このおれも(以下略)」のコマと、その前の孔雀のセリフから、…人の『子』だった孔雀が、人の『親』になろうとしている…、今度は自分が『親』になる番だと、心の準備をしている…ように思えて、…長年この物語を、主人公を見守ってきた一人として、感慨深いというか、そんな気持ちになりました・・・。

    マンガだけじゃなく、小説とかでも、長くシリーズが続いているもので、登場人物が年をとらないものが、けっこうありますよね?
    『永遠の少年』とか『永遠の青年』とか、それはそれで魅力的なんだけれども、今回話題にした「孔雀王」シリーズみたいに、物語の中でも時間が流れていて、登場人物たちが年齢を重ねていって、姿や心や人間関係なんかが、変化してゆくのを見守る…っていうのも、楽しいものだな・・・と、しみじみ思ったのでした。
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